療育開始から5か月

ゆうにぃ、5歳になりました。随分落ち着いてきました。

半年前は興味の赴くままにダッシュするゆうにぃと、抱っこもしくはベビーカーのまてぃを母一人で連れて行けるのは、はぐれても他の親に見守ってもらえる行き慣れた公園か行かざるをえない小児科くらいやったのに…友だちと遊びに行くのも迷惑かけるのが嫌で半分諦めていたのに…

先日、意を決してパン屋に友だち親子と行ってきました。パン好きの友だちと久々に会ってパンを食べたい語りたいという母の欲が勝ったので。

車の中でお約束(駐車場、お店では母と一緒に歩いてね!児童館着いてから食べようね!)をしつこいくらい確認(「もう言わんで!ゆうにぃ分かってる!」と怒られ…)

母の心配をよそに、ゆうにぃは順番待ちもでき、みんなのパンをかごに入れてくれ、なんならまてぃがうろちょろするのを制止してくれ…パンは1個だけねもすんなり受け入れ…お店の人からパンを受け取り、児童館まで持ってくれました。もちろん食べるのも我慢でき。

母、そんだけのことで、たったそんだけやのにめちゃくちゃ感動。人前やし泣けんけど。ほんで、もっと色んなとこ連れてってあげれば良かったとちょっと後悔。

きっと療育のおかげやと。もちろんゆうにぃの頑張り、保育園の先生や相談員や…あ、まてぃと夫の理解と支えがあってこそやね。

仕事後ダッシュで保育園に子どもらを迎えに行き、園庭を駆け回るのゆうにぃを捕まえ、まてぃを反対の腕に抱き詰め込んでヘロヘロで事業所見学をした頃、こんな風になるとは思っていなかったよ。ほんとに行くべきなんか何度も考えたけど、行かんでもいいやろと何人もに言われて涙したけど、今のところ行ってて良かった。と思えた出来事でした。

お兄ちゃんだからとお勉強がんばるゆうにぃ(ゆうにぃは療育をお勉強と捉えている)に

たまにはごほうびあげなね~

インフルエンザA型

おそらく、人生初…流行りにうといはずのゆうにい母

先日、インフルエンザA型に掛かってしまった。

予防接種を受けていたためか、はじめてのインフルエンザで浮かれたのか、子どもたちは保育園で久々に昼間ゆっくりできたからか(これがおっきい)そこまでしんどくならず終了。

家族内で感染者を出さないためにやったこと

①とにかく自分が触ったものや着たものは洗濯&消毒!

②マスク二重着用!

③換気(寒すぎて一日一回が限度やったけど)!

④手抜きご飯(いつもやけど)!

⑤あとは早く寝る寝かす…

ショックやったんは、

療養期間中に児童発達支援事業所の見学と精神科の初診と相談支援員の家庭訪問を予定していたのに、すべてキャンセル。はぁ~

良かったんは、

①子どもたちには奇跡的に移らんですんだこと、保育園に行けたこと

毎日、園の駐車場まで子どもらと荷物を引き渡しに来てくれた先生たちに感謝!

②ブラック気味な職場やのに先輩が「お大事に☺️」メールくれたこと

③友だちがレトルト食材とお手紙を玄関先に届けてくれたこと

④旦那…はいつもと変わらんかったけど、まぁ移らんで良かったわ。

仕事で疲れとんは分かるけどこっちは多少はしんどいし、いつも以上にやること多いし、子どもらに移らんように必死なのに毎晩10時前にうちより先に「寝るわ…」ってどういうことやー!!(旦那は毎晩1人別室で寝ている)

他にも言いたいことかなりあるけど、旦那の会社はうちのとこより濃いめのブラックなのであまり言えず…(顔には出とったやろうけど)早く帰ろうとしてくれた心意気には密かに感謝しよ(絶対言わんけど)

今度子どもたちと快気祝いしよー

自分が思っとる以上に体がヨレヨレなのを心に留めて、今後の生活を送ろうと思います…

揺れる想い

グレーゾーン、ボーダー、疑い…

ゆうにいは多分そうなんやろう

受給者証をもらうのに必要な医師の意見書には

“自閉症スペクトラム”とはっきり書いてあるが

(文字を見ると胸に刺さるものがある)

意見書を書いてもらった先生には

「お母さんがそうなんですと言えば医者は違うでしょとは言わないし、診断書書いてと言われたら断る医者はいないと思うよ」

と言われた

夫をはじめ、周りの大半の人は「療育?自閉症?え?ゆうにいが、なんで?ちがうやろ、必要ないやろ!」という反応

(夫は私の納得するようにすればいい、きっと正しいからとも言ってくれとる)

こちらの明らかな説明不足はあるにせよ、身内に共感者があんまりおらんのは正直つらい

ゆうにいが日々着実に成長しとるのは誰よりも感じてきた

それに逆行するように、療育を受ける為に、色んな機関に行ってはゆうにいの苦手ばかり(時にやや大げさに)伝えてきたこの1年

児童発達支援事業所の見学時、必ず聞く

「この子のぐらいの子でも受けられますか?」と

(答えはどこもyes)

ゆうにいに療育は本当に必要なん?保育園の先生も職場も巻き込んで、反対押しきってまでする意味あるで?夜中にネット見て一喜一憂して、寝不足で仕事でミスして…もうそんなんやったらやめた方がいいんやない?何もせんでもじきに落ち着くんやないん?

時々頭をかすめるそんな想い

ま、でも、色々悩んでしまうんもしゃーないし悩むんも大事なんやろ、まーこんなことにならんと絡めん、しかもキャラ濃い人らと会えるんもおもしろいしえっかな~

ゆうにいとのお約束

ゆうにいと会話できるようになってきた頃からなんとなく気をつけてきたことがある。

〈お出かけのとき〉

事前に行き先や予定を伝える(初めての場所はあれば写真で見せとく。どういうところか何をするのか説明しとく)

→興奮を抑えたり嫌なことから逃げなくなったりしたらいいなぁという期待から。

約束事を2つか3つ伝える(例えば、いたいいたいはバツ、駐車場は手をつなごうとか)

→守れん時も多いけど、約束は好き。破るとやっちゃったって顔はする。

〈良くないことをしたとき〉

なるべく頭ごなしに怒らず、何があったか聞いて、なぜいけなかったか、どうしたらいいか説明する(朝のバタバタの時は怒りがち。。)

→もっと厳しく言わな分からんぞ、ゲンコツでもせなと夫に言われてケンカになったこともある、何度も。今は夫も我慢して?!母より優しいかも。

〈寝る前の儀式〉

「ゆうにい大好き かっか大好き」「おやすみ おやすみ」と言い合う

→最近はかっかキライ(  ̄▽ ̄)って言われる。母がゆうにいにしてしまった良くないことをこれでチャラにしてしまおうというもくろみ。ゆうにいの返事は「はい」の時もある。

ゆうにい3歳児健診のあと、思ったこと

言語…視覚優位って言葉があるがゆうにいにはそういう感じはない。全く耳に入らない、聞き直す時も多々あるけれど、お話をすればだいたい理解してくれる。

運動…よくできる。

身体…身長低いけど親譲り。

精神…暴れん坊やな、人懐っこすぎやろ!赤ちゃん返り長いなってたまに突っ込む感じ。

周りの子も内容は違えどそれぞれにまだまだ手のかかる年頃やし、と、そんなに心配事なく、育ってきた。親のレベルも高くないから、ゆうにいに合わせて、よくいえばありのままを受け止めて来たのは良かったのかな。もちろん、周りの友だちや先生がおおらかに受け止めてくれたおかげ。

だから、3歳児健診の指摘(発達が心配)というのは驚きだった。あとは、小学校に入った時困るよって話も衝撃だった。もう、そんなとこまで考えないかんのや!と。

健診の後、朝の支度や保育園やお出かけ先からお家帰るまでにやりたいことからやるべきことに気持ちがなかなか切り替えれんかったり、掃除機やトイレのハンドドライヤーの音が苦手やったり(耳を塞ぐ)、痛みに強かったり、制服はおろかか服すら着るのを嫌がったり(紙おむつで登園はお馴染みの光景)、腹ペコでもご飯中ずっと座っとくんムリやったり、相手に断りなく肩に手を回したり遊びに加わったり、嫌なことあるとモノ投げて泣き叫んだり逃げたり…

とか振り返れば、これって発達障害っぽい?とかこれからはかわいいではすまされんようになるかも…ってちょっと不安になった。

それと同時にゆうにいが少しでもストレスなく小学校に行けたらいいなって思った。