保育園卒園

コロナ禍で登園自粛あり、お泊まり保育なし、卒園式縮小などなど色んな制限があったけれど、例年の様子が分からない親子は楽しく園生活を遅れました。

先生方は代替行事を色々と考えてくれ、特別な思い出もたくさんできました。

3歳半から親子を取り巻く環境が変わっても本人や本人を見守る先生方は何も変わらず温かく支えてくれ、無事にみんなと卒園できました。

みんな式の間ずっと座っていられたこと、やることを分かって滞りなく式を進めていたこと、思い出を振り返る動画に、先生が読む園児一人ひとりの紹介にナミダナミダの式でした。

小学校からはみんな分かれてしまうけれど、物心つく前から過ごしてきたみんなとの出会いに感謝、世の中が落ち着いたらまた会いたいな。

学童保育か放課後等デイサービスか

明けました。

ゆぅにぃ一家は毎年実家に帰って母の妹弟家族と賑やか過ぎる年末年始を過ごすのですが、今回は流石に帰れないということで、stay@homeです。

とはいえ、エネルギー有り余りすぎる子4人(実質長男、以下実子ゆぅにぃ、まてぃ、とぅい)が家にずっといられる訳もなく、交代で自転車に乗せて近所を散策したり、ハガキを出しに散歩に出たり、買い出しに行ったり、人混みを避けつつエネルギー発散に努めておりました。年末に風邪を拾ってきたゆぅにぃ、見事に家族全員に移してくれ、昨日今日はテレビ(回復させたいチーム)や車(少し元気なチームを昼寝させるためのドライブ)の力を借り、分散して行動し、何とかマシになった、もう休みもあと少しというところ。

今年、ゆぅにぃは保育園を卒園し小学校入学という一大行事が控えています。

留年制度があれば…と思う日もありますが、マイペースに成長してくれたら(それを受け入れてくれる友だち、先生に恵まれたら←こちらの方を強く思う)いいなと思います。

学童保育(学童)か放課後等デイサービス(放デイ)か…

学童メイン、学童休みの日は放デイかと考えて、秋から各所に見学に行っておりました。

そんな折り、事件が。

①ゆぅにぃ、友だちの家に上がり込む。居座る。

ある日、夕方保育園に迎えに行った帰り道、いつも通り公園で遊んでいると(まだエネルギーが余っているので暗くなるまで遊ばせる)近所の友だちが来て、家に誘ってくれる。もう暗くなり始めていたのでまた今度と強めに言うも、耳には入らず走って友だちの家へ。とぅい抱っこ紐の中、走って追いかけるもすり抜けて家の中へ。まてぃを先に入らせる。友だちのお母さん(夕飯時で忙しくしている)が後で旦那さんに家まで連れてってもらうからそれまで預かっとくよ~と言ってくれて、その言葉に甘える。説得する暇もないし、それより遊ばせて落ち着いた所で帰る方が楽との判断かな。

結局、私の夫が早く帰って来て迎えに行く。

②知らない人について行き迷子

ゆぅにぃとまてぃがテレビに夢中の間にこっそり母が一人で買い物に。夫在宅。

買い物から帰ると夫が車で出掛けようとしていて「ゆぅにぃ見んかったか?」私を探しに行ったと。二手に別れて探しに行こうとしているところ、近所の方に呼び止められ、状況を話す。さっき、親子連れについて行く2人らしき子を見た、仲良く話しているからてっきり親戚かと思っていたと。

急いで探しに行くと割とすぐ近くに。

みんなの話をつなぎ合わせると…二人が母の不在にすぐ気づき探しに行く。たまたま掃除中の親子に会い、一緒に掃除を始める。ゆぅにぃが家はすぐ近くと言うのを聞き、その親子も掃除を手伝ってもらっていたと。

知らない人についていかないように、遠くに行くときには一言言うように伝えるも全く本人には響いていない様子。

ありそうで無かった事件。

これで、放課後はdoor-to-doorの放デイに行こうと夫と話しました。

しかし、夫もその親子もおおらかというか…何事も無くて本当に良かった。

秋から始めた見学で、1ヶ所だけここはという放デイ事業所に出会えました。仕事と両立、調整は大変そうやけど、なるようにやっていくしかない。

もうすぐ育休復帰、年度内にまだまだやることがある、やるしかなーい!

体よ、もてーー

決断 普通級か支援級か

コロナ禍で説明会も無くなり、保育園も療育も自粛となり

大人達はバタバタオロオロするばかり(私だけ?)

とぅいは月2回くらい熱を出し、療育はさらに休みが多くなった

でも

こども達は逞しく今日もエネルギッシュに生きている

ゆぅにぃにある時、ふと習い事するか尋ねると「ゆぅにぃは療育があるけん(しない)」と

周りもしとるしうちもさせてあげた方がいいかなとの考えは吹っ飛んだ

うちにはうちの余暇の過ごし方があるとスッキリ

さて

決断の夏はとうに過ぎ、普通級に通うことに決めた

小学校での見学(普通級と支援級)、保育園との面談、相談員・療育事業所のモニタリング、もちろん家族との相談を経て

一番の決め手はやはりゆぅにぃの意見

夫曰く、ゆぅにぃは大人の会話も聞き耳立ててちゃんと理解しとると思う

全てを分かった上での決断に優柔不断の私も納得できた

ただ、園の先生からの提案で就学支援シート(具体的には分からないが、本人の日中の様子や個別の対応の方法などが書かれているのだろう)は学校に送ってもらうことにした

自己紹介シートがあると、クラス分けや席順など何らか配慮があるやろうし、担任の先生も事前に見てくれるやろう(できれば前向きに迎えてほしい)と期待する

これを夫に報告すると「いいやん♪」と好意的で嬉しい驚き

私の母父にも普通級で行くと今日やっと報告。母は喜んでいた「喜んでいいか分からんけどやっぱり嬉しい、自制心がついてきたんかな」と。父は「ゆぅにぃもゆぅにぃ母も無理せんように、心配し過ぎんように」と。母は特別支援級に行くのはかわいそうとの考えを持っていると思っていたので普段はあんまりゆぅにぃの相談はせんけん緊張した。今回ちょっと誤解していたのは、母はゆぅにぃは周りの子と違うのに気付くやろうからその気持ちを思うと辛いということで、特別支援級に行く子全てがかわいそうというのとは違うということ。もっと相談できていたら、これからはしていこう。

後は放課後等デイサービスを確保したい。

令和2年度「就学説明会」資料https://www.city.okayama.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000006/6720/000412083.pdf

※今年度の就学説明会はコロナの影響で全て中止となる。

揺れる想い②

療育=児童発達支援を受けるか受けないかで悩んでいたのが遠い昔のよう。

と言っても療育開始からあと数ヶ月で1年。

今度は新たな悩みが。

普通級か特別支援級か…

普通級で行けるかもと思う日もあれば、いや、ゆぅにぃのペースで、ゆぅにぃに合ったスタイルで進められる特別支援級に行くべきでは?!とも思う日もある。

特別支援級に行くこと自体はかわいそうだとは思わないが、何も感じない訳ではない。私の親はビックリする(ネガティブなイメージを持っている)やろうし、保育園の他の友だちと一緒のクラスの方がいいのかとも思う。

療育のお陰で(だと思いたい)随分落ち着いた。

長い間座れるようになったし、待てるようになったし、一応聞くこともできるようになってきた。

でも、言ったことに返事しても実は分かっていなかったり、ゆぅにぃのやりたいようにできないと気持ちの切り替えが難しくて、次に行くのに大人の手助けが必要だったりする。

その辺りこれからどのくらい伸びるのか、普通級、特別支援級のどちらでより対処法を学んでいけるのか、それぞれサポートはどのくらい受けられるのか…

夫に相談すると、普通級で行けばいい、しんどくなったらその時考えればいいと。特別支援級に行くってなった時、本人はそれがなぜか分かっているはず。どう捉えるのか、ネガティブに捉えるんやないかという点が心配とも。

考え出すと答えは出ない。

私には今は決められない。

だから、ゆぅにぃに実際の授業風景を見てもらって決めてもらおうと、決めた。

来年度、世の中が落ち着いていることを願う。

家族

年が明け、ゆうにぃに弟がもう1人増えました。

世話好きのゆうにぃは抱っこする!1人でできる!とテレビ見ながら膝に弟を乗せ、頭を掴むまてぃを諌めるなんて芸当を見せてくれ、頼もしいやら恐ろしいやら。

母のお腹が出てきて通院しとるのを見てなんとなく不思議そうに心配そうに見てくれていた夏。赤ちゃんがいると伝えた時の驚く姿。赤ちゃんが男の子だと知り飛び上がって喜ぶ姿。次の日から保育園で先生や友だちに言いまくる姿。みんなであだ名をつけてから、誰よりもお腹をなで話しかけ、胎動を感じると家族みんなに大声で報告する姿。そんな兄に負けまいと話しかけ、でもすぐ飽きるまてぃ。

胎児の発育不安で早めに里帰りとなり、公園や児童館、子育て支援センターを巡り遊びまくる日々。母の実家で四世代に揉まれて、じいじばあばにわがまま言いひいばあとケンカし、母に泣きつき…

弟の誕生を見届けて家に帰り始まった育休中の夫とまてぃとの男やもめ暮らし。生活リズムもルールもへったくれもない日々の積み重ねでどうなるかと思ったけど、楽しくやっとるみたいで。ゆうにぃはお支度ボードと追加で作った療育版お支度ボードについて得意気に夫に説明してくれとるようで(案の定、夫はあまり見ていなかった)、狙い通り、期待以上です。夫も「まだ仕事がないけん安気やけど、これで仕事があったら大変」と私を?世の兼業主婦を?労う言葉も出てきて、笑みがこぼれます。夫への優しい言葉も出ます。

1ヶ月健診が終わって5人暮らしになるとどうなるか。迷わず行けよ、行けば分かるさ。

保育園での様子②

ゆうにぃがまてぃと保育園に行き出して1年半。

まてぃの動きもだいぶ激しくなり、夜もだが朝がとにかくバッタバタ。

母がまだ寝間着スッピンでてんやわんやしよる間に(早起きして早く着替えればすむ話)2人とも家から出て隣の家に遊びに行っとることもしばしば(本人らはご飯食べて暇やし洗濯物干しよる物音が聞こえて朝の挨拶にみたいなノリ)。隣のおじちゃんおばちゃんにしばし見てもらいよる数分の間にダッシュで着替えて連れ戻す→怒る→着替えさす→車に乗せる→隣のおじちゃんおばちゃんにペコペコしまくりながら出発。

で、このままではいかんと重い腰を上げてスケジュール改革(大げさ)。

具体的にはゆうにぃに前の日の晩に次の日の保育園の準備をしてもらう。

その為にお支度ボードを作成する(字が読めないゆうにぃに絵心ない母のイラストで愛情アピール)。やることカードのことができたら“できた”マグネットを上に貼る。やることカードはとりあえず朝夜各5~6枚。これから様子見て増やしたり変えたり。

これは保育園の参観で色んなルールやスケジュールを写真、イラストで提示してあるのを見て作成を決心。保育園でできとるなら家でもしようと。

もう1つ、ゆうにぃとまてぃの保育園グッズと服の専用棚をリビングに設置する。母がめんどくさがりでしまいやすく、かつゆうにぃには全て見えた方が分かりやすいと思ったので棚にはカーテンや扉はつけず。まてぃも棚のものをポイポイ出さんなったし。

結果…

以前はやることカードのみで作るの断念していて機能していなかったが、“できた”マグネットを貼るのに見事ハマってくれ、継続中!

親子でボード見ながら順番に確認してったらいいだけなので、忘れ物とか怒ることが減るし、気分いい!母子のやりとり見て夫もすこーしだけ興味持つ!

まてぃも負けじと兄の真似をして自分で着替えしたり保育園バッグ持ち運んだり、お支度ボード作れ(マグネット貼りたいだけ)と言ってきたり!下の子の成長の早さよ!

以前にも増してゆうにぃがまてぃの世話をするように!ただ、だいたい拒否される…めげない兄はなんと優しいことか!保育園でも時々ゆうにぃはまてぃの教室に様子を見に行っているとのこと。たまには違う教室で遊びたいのが本音?

支度が早くできる日も増え、隣の家に遊びに行ける時間が増える!ふりだしに戻る…

生温かく程よい距離で見守ってくれるご近所さんに感謝。

揺れる想い

グレーゾーン、ボーダー、疑い…

ゆうにいは多分そうなんやろう

受給者証をもらうのに必要な医師の意見書には

“自閉症スペクトラム”とはっきり書いてあるが

(文字を見ると胸に刺さるものがある)

意見書を書いてもらった先生には

「お母さんがそうなんですと言えば医者は違うでしょとは言わないし、診断書書いてと言われたら断る医者はいないと思うよ」

と言われた

夫をはじめ、周りの大半の人は「療育?自閉症?え?ゆうにいが、なんで?ちがうやろ、必要ないやろ!」という反応

(夫は私の納得するようにすればいい、きっと正しいからとも言ってくれとる)

こちらの明らかな説明不足はあるにせよ、身内に共感者があんまりおらんのは正直つらい

ゆうにいが日々着実に成長しとるのは誰よりも感じてきた

それに逆行するように、療育を受ける為に、色んな機関に行ってはゆうにいの苦手ばかり(時にやや大げさに)伝えてきたこの1年

児童発達支援事業所の見学時、必ず聞く

「この子のぐらいの子でも受けられますか?」と

(答えはどこもyes)

ゆうにいに療育は本当に必要なん?保育園の先生も職場も巻き込んで、反対押しきってまでする意味あるで?夜中にネット見て一喜一憂して、寝不足で仕事でミスして…もうそんなんやったらやめた方がいいんやない?何もせんでもじきに落ち着くんやないん?

時々頭をかすめるそんな想い

ま、でも、色々悩んでしまうんもしゃーないし悩むんも大事なんやろ、まーこんなことにならんと絡めん、しかもキャラ濃い人らと会えるんもおもしろいしえっかな~

相談支援事業所決まる!

あけましておめでとうございます。

子どもたちを寝かしつけている間に年が明けていました。

ゆうにいが「よいおとしを おむかえください」という魔法の言葉を保育園で覚えて来てくれたお陰で、保育園の先生やお友だちの親御さん、近所の方、果ては実家に帰省中の親戚にも年末の挨拶をすることができました。

去年は、春の3歳児健診から始まり、夏の育休復帰、秋は児童発達支援事業所見学、クリニック受診、冬に診断そしてようやく相談支援事業所との契約、受給者証の申請と、怒濤の1年でした。合間にちょこちょこ保育園の懇談や職場での面談もありました。

中でも相談支援事業所探しは難航しました。仕事しながら各事業所のリサーチ、連絡調整はムリやわ、相談支援事業所当たるかと思い探しはじめ、契約までに、2か月くらいかかった気がします。

まず、市のサイトで事業所一覧をダウンロード。http://www.city.okayama.jp/contents/000354521.pdf

受け入れ可能な事業所のうち、家から近い順に5~6ヵ所電話しました。しかし仕事の後に電話すると繋がらなかったり留守電になったり…繋がっても断られたり「検討してまた電話します」と言われたっきり音沙汰なかったり……「他のところで断られたら受け入れます」と言われたり…結局、留守電に残し、唯一折り返しのあった事業所に決まりました。担当の方は柔らかい方で、ホッとする方でした。

ちょっとスッキリし、明るい気持ちで新年を迎えられました。

今年もみんな、少しでも笑顔の多い年になりますように。

岡山で発達障害、自閉症スペクトラムの診断をしている医療機関

児童精神科医との面談の後、保健師から発達検査・療育が受けられる病院として2つの病院を紹介されました。初診まで当分先になるから、とりあえず予約を!ということでした。療育を受けるかどうかはその間に考えられるからと。

・旭川児童院 http://www.jidouin.jp/

・まな星クリニック http://manaboshi.jp/

    現在初診の受付休止中(2018年12月時点)


家~保育園~職場からの行きやすさを考えて、まな星クリニックに連絡してみることに。しかし…「初診は来年の春頃になる。10月中旬以降にもう一度連絡をください。その時に具体的な日にちをお知らせします。」と。

ということは…

乳幼児こころの相談(児童精神科医との面談) 2018年6月

まな星クリニックの初診2019年春…4月だとして約10か月待ち

発達検査は初診の約1か月後

療育開始は1年後

すごい。


発達障害の診断ができる病院は他にもあるようです。周りで初診、発達検査、療育開始時期を聞いて決めるのもいいかもしれません。

・なのはなクリニック(療育なし)

・重井医学研究所附属病 http://www.shigei.or.jp/smrh/ryoikuindex.html(療育あり)

・すずらんクリニック(療育なし)

・大野はぐくみクリニック http://o-hagukumi.net/(療育あり)

・岡山大学病院 小児神経科 http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kodomosinkei.html(療育なし)