揺れる想い

グレーゾーン、ボーダー、疑い…

ゆうにいは多分そうなんやろう

受給者証をもらうのに必要な医師の意見書には

“自閉症スペクトラム”とはっきり書いてあるが

(文字を見ると胸に刺さるものがある)

意見書を書いてもらった先生には

「お母さんがそうなんですと言えば医者は違うでしょとは言わないし、診断書書いてと言われたら断る医者はいないと思うよ」

と言われた

夫をはじめ、周りの大半の人は「療育?自閉症?え?ゆうにいが、なんで?ちがうやろ、必要ないやろ!」という反応

(夫は私の納得するようにすればいい、きっと正しいからとも言ってくれとる)

こちらの明らかな説明不足はあるにせよ、身内に共感者があんまりおらんのは正直つらい

ゆうにいが日々着実に成長しとるのは誰よりも感じてきた

それに逆行するように、療育を受ける為に、色んな機関に行ってはゆうにいの苦手ばかり(時にやや大げさに)伝えてきたこの1年

児童発達支援事業所の見学時、必ず聞く

「この子のぐらいの子でも受けられますか?」と

(答えはどこもyes)

ゆうにいに療育は本当に必要なん?保育園の先生も職場も巻き込んで、反対押しきってまでする意味あるで?夜中にネット見て一喜一憂して、寝不足で仕事でミスして…もうそんなんやったらやめた方がいいんやない?何もせんでもじきに落ち着くんやないん?

時々頭をかすめるそんな想い

ま、でも、色々悩んでしまうんもしゃーないし悩むんも大事なんやろ、まーこんなことにならんと絡めん、しかもキャラ濃い人らと会えるんもおもしろいしえっかな~

ゆうにい3歳児健診のあと、思ったこと

言語…視覚優位って言葉があるがゆうにいにはそういう感じはない。全く耳に入らない、聞き直す時も多々あるけれど、お話をすればだいたい理解してくれる。

運動…よくできる。

身体…身長低いけど親譲り。

精神…暴れん坊やな、人懐っこすぎやろ!赤ちゃん返り長いなってたまに突っ込む感じ。

周りの子も内容は違えどそれぞれにまだまだ手のかかる年頃やし、と、そんなに心配事なく、育ってきた。親のレベルも高くないから、ゆうにいに合わせて、よくいえばありのままを受け止めて来たのは良かったのかな。もちろん、周りの友だちや先生がおおらかに受け止めてくれたおかげ。

だから、3歳児健診の指摘(発達が心配)というのは驚きだった。あとは、小学校に入った時困るよって話も衝撃だった。もう、そんなとこまで考えないかんのや!と。

健診の後、朝の支度や保育園やお出かけ先からお家帰るまでにやりたいことからやるべきことに気持ちがなかなか切り替えれんかったり、掃除機やトイレのハンドドライヤーの音が苦手やったり(耳を塞ぐ)、痛みに強かったり、制服はおろかか服すら着るのを嫌がったり(紙おむつで登園はお馴染みの光景)、腹ペコでもご飯中ずっと座っとくんムリやったり、相手に断りなく肩に手を回したり遊びに加わったり、嫌なことあるとモノ投げて泣き叫んだり逃げたり…

とか振り返れば、これって発達障害っぽい?とかこれからはかわいいではすまされんようになるかも…ってちょっと不安になった。

それと同時にゆうにいが少しでもストレスなく小学校に行けたらいいなって思った。